消費者が販売員(会員)として販売組織に入り、自分の下に販売員(会員)を増やしていくことで、ねずみ算式に販売組織を広げていくマルチ商法。誘い文句は「簡単にもうかる」ですが、実際には思ったように売れないことがほとんどです。また、友人や知人を入会させてトラブルとなるケースも。最近では、インターネット広告で、簡単にもうかる在宅ビジネスのように紹介されることもあります。
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●就職が決まらないならと誘われたネットワークビジネス説明会で、数人に執拗に説得されて入会。
高価な健康食品セットを購入したが、人を誘っても入会してもらえない。 -
●SNS(ソーシャルネットワークサービス)で「いいバイトがある」というメールをもらい、問い合わせた。
健康器具を購入し、代理店になって、SNSで人を紹介するだけで収入になる。勧誘は担当者が出向くなどと言われたので、簡単だと思い契約。だれも紹介できなくて解約を望むができない。
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「必ず」「簡単に」「だれでも」もうかるようなおいしい話はない
楽して確実にもうかるビジネスはありません。成功者が出てきて話をしても、悪質なマルチ商法では、一部の成功例を強調しているに過ぎません。ほとんどの人はもうかりません。
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「あやしい」「ちょっと変」と思ったら行かない
「ためになる」「もうかる」「いいバイトがある」と誘われることも。具体的な内容を聞いても「説明会で」と詳しく教えてくれないときは、要注意。
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安易に話に乗らない
「マルチ商法ではなく、新しい販売ビジネス」などと説明されるので注意が必要です。冷静に話を聞き、必要ないと思ったらはっきりと断りましょう。