実家に住んでいる高齢の母に,「光回線をアナログ回線に戻すと料金が安くなる」と勧誘の電話があったので,母が了承した。その際,料金は,工事費の15,000円と聞いている。切替の工事は明後日の予定だが,事前に書面が届いた。書面を見ると,勧誘時には聞いていない代行手数料44,000円や,何の金額か不明な月額990円の請求があった。母は,このような話は聞いていないという。書類には,初期契約解除について記載があるが,どのように手続きすればよいか。(相談者・40歳代・女性 契約者・70歳代・女性)
初期契約解除は,契約に関する書類を受け取って8日までに書面で通知する必要があるので,速やかに書面を発信しましょう。また,事業者に解約の意思を伝え,予定されている工事を止めるよう伝えましょう。
アナログ回線に移行する手続きは,第三者に依頼する必要はなく,自分で手続きすることが可能ですので,移行を希望する場合は,NTTに問い合わせましょう
困った場合は,県やお住いの地域の消費生活相談窓口に相談してください。
光回線の利用者が,アナログ回線への移行を勧められ高額な手数料やサポート料等を請求される,いわゆる「アナログ戻し」のトラブルに関する相談が増えています。また,その中には,大手通信会社の名前を出していても、実際は関係のない事業者が勧誘をしているケースもあります。
被害にあわないように,以下の点に注意しましょう。
◆勧誘を受けた事業者名と契約内容をしっかり確認しましょう
◆勧誘されてもすぐに契約しないで慎重に検討し、必要のない契約はきっぱり断りましょう
◆光回線契約をアナログ回線に戻す場合には、NTTに問い合わせましょう。手続きは消費者自身でも可能です
不安に思われることがあったら,消費者ホットライン(電話番号:188)または県やお住いの地域の消費生活相談窓口に相談してください。
「光回線をアナログ回線に戻せば料金が安くなる」という勧誘にご注意ください-事業者名や契約内容をしっかり確認! アナログ回線に戻す手続きはご自身でも可能です-((国民生活センターホームページ)
アナログ回線に戻す契約のはずがサポート契約に-((国民生活センターホームページ)