パソコンでインターネットを利用していたところ,「エラーが出たので修復します」というメッセージが出てきた。表示されていた電話番号にかけると片言の日本語を話す人が出て,言われるがままにパソコンを操作し,遠隔操作でセキュリティソフトをダウンロードすると同時にクレジットカードの情報を入力してしまった。(相談者・契約当事者 50歳代 男性)
1 セキュリティソフトの契約になっていると考えられます。毎月または1年に1回などと料金が継続的にクレジットカードで引き落とされます。解約の申し出をすることが必要です。警告画面が表示されても慌てて連絡したり契約をしないようにしましょう。
2 セキュリティソフトの契約をしてしまった場合は,県やお住いの地域の消費生活相談窓口に相談してください。事業者の名称や連絡先、交渉方法などがわかることがあります。
インターネット利用中に,突然「ウイルスに感染している」などの警告画面が表示されて不安になり,画面に表示された連絡先に電話をして相手の言われるがままにセキュリティソフトやサポート契約をしてしまったという相談が多く寄せられています。
警告音が鳴ったり警告画面が消せなくなるケースもあり,焦って連絡をしたくなりますが,慌てず画面を閉じるようにしてください。閉じられない場合は,ブラウザの強制終了やパソコンの再起動をしてください。画面に表示された連絡先に電話をしたり,契約をしないようにしましょう。
セキュリティソフトやサポート契約をしてしまった場合は,消費者ホットライン(電話番号:188)または県やお住いの地域の消費生活相談窓口に相談してください。
ソフトをインストールした場合は,「システムの復元」や「パソコンの初期化」が必要になります。詳しくは,独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページを参照してください。
情報セキュリティ安心相談窓口(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページ)
インターネット使用中に突然表示される偽セキュリティ警告画面にご注意!(独立行政法人国民生活センターのホームページ)